アイヌ語聖書 ジョン・バチェラー訳 新約聖書(1897年)・詩編・ヨナ書
Yoannes John ヨハネ傳福音書

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さて、ファリサイ派に属する、ニコデモという人がいた。ユダヤ人たちの議員であった。

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ある夜、イエスのもとに来て言った。「ラビ、わたしどもは、あなたが神のもとから来られた教師であることを知っています。神が共におられるのでなければ、あなたのなさるようなしるしを、だれも行うことはできないからです。」

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イエスは答えて言われた。「はっきり言っておく。人は、新たに生まれなければ、神の国を見ることはできない。」

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ニコデモは言った。「年をとった者が、どうして生まれることができましょう。もう一度母親の胎内に入って生まれることができるでしょうか。」

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イエスはお答えになった。「はっきり言っておく。だれでも水と霊とによって生まれなければ、神の国に入ることはできない。

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肉から生まれたものは肉である。霊から生まれたものは霊である。

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『あなたがたは新たに生まれねばならない』とあなたに言ったことに、驚いてはならない。

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風は思いのままに吹く。あなたはその音を聞いても、それがどこから来て、どこへ行くかを知らない。霊から生まれた者も皆そのとおりである。」

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するとニコデモは、「どうして、そんなことがありえましょうか」と言った。

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イエスは答えて言われた。「あなたはイスラエルの教師でありながら、こんなことが分からないのか。

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はっきり言っておく。わたしたちは知っていることを語り、見たことを証ししているのに、あなたがたはわたしたちの証しを受け入れない。

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わたしが地上のことを話しても信じないとすれば、天上のことを話したところで、どうして信じるだろう。

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天から降って来た者、すなわち人の子のほかには、天に上った者はだれもいない。

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そして、モーセが荒れ野で蛇を上げたように、人の子も上げられねばならない。

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それは、信じる者が皆、人の子によって永遠の命を得るためである。

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神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。独り子を信じる者が一人も滅びないで、永遠の命を得るためである。

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神が御子を世に遣わされたのは、世を裁くためではなく、御子によって世が救われるためである。

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御子を信じる者は裁かれない。信じない者は既に裁かれている。神の独り子の名を信じていないからである。

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光が世に来たのに、人々はその行いが悪いので、光よりも闇の方を好んだ。それが、もう裁きになっている。

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悪を行う者は皆、光を憎み、その行いが明るみに出されるのを恐れて、光の方に来ないからである。

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しかし、真理を行う者は光の方に来る。その行いが神に導かれてなされたということが、明らかになるために。」

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その後、イエスは弟子たちとユダヤ地方に行って、そこに一緒に滞在し、洗礼を授けておられた。

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他方、ヨハネは、サリムの近くのアイノンで洗礼を授けていた。そこは水が豊かであったからである。人々は来て、洗礼を受けていた。

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ヨハネはまだ投獄されていなかったのである。

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ところがヨハネの弟子たちと、あるユダヤ人との間で、清めのことで論争が起こった。

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彼らはヨハネのもとに来て言った。「ラビ、ヨルダン川の向こう側であなたと一緒にいた人、あなたが証しされたあの人が、洗礼を授けています。みんながあの人の方へ行っています。」

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ヨハネは答えて言った。「天から与えられなければ、人は何も受けることができない。

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わたしは、『自分はメシアではない』と言い、『自分はあの方の前に遣わされた者だ』と言ったが、そのことについては、あなたたち自身が証ししてくれる。

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花嫁を迎えるのは花婿だ。花婿の介添え人はそばに立って耳を傾け、花婿の声が聞こえると大いに喜ぶ。だから、わたしは喜びで満たされている。

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あの方は栄え、わたしは衰えねばならない。」

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「上から来られる方は、すべてのものの上におられる。地から出る者は地に属し、地に属する者として語る。天から来られる方は、すべてのものの上におられる。

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この方は、見たこと、聞いたことを証しされるが、だれもその証しを受け入れない。

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その証しを受け入れる者は、神が真実であることを確認したことになる。

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神がお遣わしになった方は、神の言葉を話される。神が“霊”を限りなくお与えになるからである。

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御父は御子を愛して、その手にすべてをゆだねられた。

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御子を信じる人は永遠の命を得ているが、御子に従わない者は、命にあずかることがないばかりか、神の怒りがその上にとどまる。」

バチェラー訳 1897年 · 原文:パブリックドメイン · 編集層: CC BY 4.0 · 画像:Internet Archive bible.aynu.org